米エレクトロニック・アーツ、4―6月期は純損失が拡大

ビデオソフト世界最大手の米エレクトロニック・アーツ(ERTS.O: 株価, 企業情報,
レポート)が１日発表した２００８年度第１・四半期（４―６月）決算は、純損失が前年
同期と比べ増加した。

純損失は１億３２００万ドル（１株当たり０．４２ドル）。前年同期は８１００万ドル
（同０．２６ドル）だった。

ただ、株式報酬などの特別項目を除いた損失は６９００万ドル（同０．２２ドル）で、
１株当たり損失はロイター・エスティメーツがまとめたアナリストの予想平均０．３４ドル
を下回った。「ハリー・ポッター」シリーズ新作などの好調な売り上げが寄与した。

売上高は３億９５００万ドル。前年同期の４億１３００万ドルから４％減少したが、
アナリスト予想の３億８４９０万ドルは上回った。

同社はまた、第２・四半期（７―９月）の売上高について、８億２５００万―９億１０００万
ドルとなるとの見通しを示した。

ロイター・エスティメーツがまとめたアナリストの予想平均は９億５３００万ドル。

通年の売上高については、予想を５０００万ドル引き上げ、３６億５０００万―３８億５０００万
ドルとした。アナリスト予想は３６億９０００万ドル。

これらの売上高予想には会計処理方法の変更に伴う影響は含まれていない。


ニュースソース
http://jp.reuters.com/article/entertainmentNews/idJPJAPAN-27188020070802