毎月ケータイ通話代12万円！ネットゲームにハマる恋人たち

ネットゲームのヘヴィーユーザーDさんのケータイの通話料金は毎月12万円！
パケット代ではなく通話料金が12万円である。なんでも、Dさんのように通話代が
毎月10万円単位のネットゲームユーザーが急増中らしいのだ。

『ファイナルファンタジー11』や『リネージュ2』、『モンスターハンター』、そして
『どうぶつの森』など、いまやネットゲームなしでは、ゲーム業界を語ることができないほど、
多くのユーザーが仮想現実の世界を冒険している。

ネットゲームの多くには、チャットシステム（ゲーム中に文字で会話できるシステム）がある。
しかし、パソコンでネットゲームをする人にとっては、「モンスターと戦いながら会話なんて
してられない」らしいのだ。前出のDさんによると「話せばすぐにわかることをいちいち
タイピングするのもめんどくさい」とのこと。そこで、ケータイで会話をしつつ、ネット
ゲームの世界を冒険するというわけだ。

Dさんがいうには、ケータイを使う利点はほかにもあるという。「ゲームのチャットだと、
ゲーム世界で遠くにいる人と連絡が取り合えないんです。そうなると『スカイプ』や
『MSN』などのインスタントメッセンジャーで連絡取り合うことになるのですが、その場合は
パソコンに付加がかかってゲームがスムーズに展開しなくなる。私の場合は恋人が同じ
『ファイナルファンタジー11』をやっているので、いつもケータイをつなぎっぱなしにして、
会話をしながらゲームをしています」とのこと。5～6時間通話しっぱなしということも、
ザラなのだとか。

「それに、彼女が僕の声を聞きながら一緒に冒険したいって言うので、突然ケータイを
やめるなんてできませんね。ゲーム中にほかの女性プレイヤーと浮気していると思って
いるのかな（笑）」。いやはや、ゲームと愛のためなら金に糸目はつけないといったところか。



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